Vox-yオンライン音楽教室 代表の榊原です。
前々から検討していた LG 35インチ ウルトラワイド湾曲液晶ディスプレイモニター【35WN75C-B】をレッスンルーム兼書斎に導入しました。
この湾曲ウルトラワイドディスプレイモニターによって劇的に作業効率をアップすることができ、導入してみて良かったと思っております。
ちょうどAmazonにだけ在庫が入ったみたいだったので即注文!
本当はYahooで買いたかったのですが軒並み在庫切れで納期1ヶ月。。。そんな時は2〜3ヶ月待たされることもざらなのでAmazonにしました。
気になっていた方、買い替えを検討している方のためにも具体的にどのようなメリットがあったのかなどをご紹介していきます!
また、これまで使ってきた一般的なディスプレイモニターとは別次元過ぎて設定に少し手こずってしまいましたが... その辺りのことも含めて解説いたします。
ウルトラワイドディスプレイモニター最大の特徴とは
35インチウルトラワイド(21:9 UWQHD 3440×1440)と言うくらいなので当然なのですが、横幅がとっても広くて映し出される情報量が多いです。
今回は23インチFHDモニターからの交換ですので(以前に27インチも使っていた時期がありますが教室移転の際に壊しました...)その大きさも衝撃的でした。
LG ウルトラワイドモニター(35インチ)と14インチノートパソコン(14インチ)比較画像
ご覧の通り、映し出される横幅の領域がすごく広いです。
Studio One 5のタイムラインが遥か先まで確認できます!
しかもノートパソコンよりに更に30センチ以上オフセットしているにも関わらずこの存在感です!!
このウルトラワイドモニター【35WN75C-B】は横幅が832mmと広いのでデスクに収まるかも心配していましたが、そこはスッポリと収まってくれました。スペックの詳細については下に載せておきます。
湾曲している不思議な??感覚!
通常、ウルトラワイドモニターは横幅が広いので自分から見て画面の中心と端では距離にして約10センチ程の差が生じます。
湾曲型のディスプレイにすることでこの中心と端との距離の差を最小限に抑えてくれています。これにより目の焦点も合わせやすく目も疲れ難いです。
はじめは不思議な感覚でしたが、すぐに慣れました。
こんな感じです。
また、このモニターモデルのパネルタイプはVA方式を採用しており、IPS方式に比べて見る角度による見え方の変化が大きいのがデメリットです。※湾曲によりこの弱点は克服できている。
しかし、色のIPS方式(遅いけど色鮮やかです!) or コントラストのVA方式(速くてしっかり黒が黒に見えます!)どちらを選ぶかは使い方や好みかと思います。
当初はHPのIPS方式のモデルも検討しましたが自分はゲームはしませんので速さは重要ではありませんし、WEB製作や動画編集にはコントラストを重視しているのでVA方式のこちらにして良かったと思っています。(画質設定で色彩も満足いくものになりました)
画面に映し出される情報量が増えたことにより必然的に画面のあちこちまで目を配らせることになりますので、これからウルトラワイドモニターを検討する人は是非湾曲型がオススメです!
待望の疑似2画面化
LG【35WN75C-B】は専用の画面設定アプリ【OnScreen Control】が使用できます。
とりあえず2画面にしたかったのでこちらで設定をしました。
【OnScreen Control】で自動で2画面にセットしてくれるので便利です。
それぞれのウィンドウは縦長に表示されているように見えますが、しっかり横幅も確保できています。
これができるのがウルトラワイドモニターの最大の魅力ですね。
作業効率もグッと上がります!
内臓スピーカーもハイパワー!
その他にも関心した点が、モニター内臓のスピーカー。
- 7W+7W MaxxAudio®対応スピーカー
左右合計14Wということですのでかなり迫力のある高音質なスピーカーに感じました。
普段はApogeeのDuet3(iOS対応)を使い2機のRCF AYRA8(左右合計220W!!)で鳴らしているのですが、はじめ勝手にLGモニターのスピーカーを選択されていても暫くの間気付きませんでした。w
BGMで音楽を流すくらいならとても有りだと思います。
設置〜セットアップ
液晶ディスプレイにしてはとても大きな箱で届きました。
重量は意外と軽めに感じました。きっと今までのディスプレイが重すぎたのでしょう。
設置
設置には付属のモニタースタンドは使わずにモニターアームでスッキリ!
もちろんVESA規格です。しかしモニターアームは重さに耐えられるしっかりした物を選びましょう。
配線~リフレッシュレート設定
付属のケーブル類はどれも短かかったのでDisplay Portケーブルの3Mを新調して接続しました。
はじめはもともと使っていたHDMIケーブルを使っていましたが、リフレッシュレート100Hzがどうやっても設定できず、あれこれ設定を試してみましたがダメ!
高価なHDMI 2.1 も買って試しましたがこれもダメでした。
原因を調べたところ、このウルトラワイドモニターはHDMIだと85Hzまでしか対応しないとのことでした。
そこでDisplay Portケーブルで接続してみたところあっさりと100Hzに設定することができました。
効果のほどは...なんとなくヌルっと感じます。快適です!
モニター画質設定
この LG【35WN75C-B】ではいくつかの画質プリセットから選択できますが、どれも不自然で全体的に白っぽくなってしまいます。
きっとゲームでの使用を想定しているのでしょう。
コントラストやその他の設定を調整することで、自分好みの自然で発色の良い画質に設定することができました。これで動画や画像編集も行えます。
ついでに『Steam』で動く壁紙にもしてみました。これはカッコイイ!!
モニタースペック特徴
35インチ21:9ウルトラワイド(3440×1440)
リフレッシュレート100Hz(DisplayPort)対応
HDR10対応
VA方式
応答時間 (ms) 5ms(GTG)
輝度(標準値) 300cd/㎡
有効表示領域(幅×高さ) 819×346 (mm)
各種ゲーミング機能搭載
フリッカーセーフ/ブルーライト低減モード
7W+7W MaxxAudio®対応スピーカー
寸法 (832×463-573×251)(MM)
その他に検討していたウルトラワイドモニター機種たち
・ASUS ゲーミングモニター ROG STRIX XG35VQ 35インチ曲面パネル
・I-O DATA ゲーミングモニター 34型 LCD-GCWQ341XDB
・【Amazon.co.jp限定】LG ゲーミング モニター 34GN73A-B 34インチ
まとめ
今回 LG 35インチ ウルトラワイド湾曲液晶ディスプレイモニター【35WN75C-B】を導入してみて、総合的にとても満足のいく結果となりました。
オンラインレッスン、動画・画像編集、執筆、WEB制作、DTMとあらゆる作業効率をアップできます。
特にオンラインレッスンではZoom以外に楽譜などの資料を映したいときにも役立ちます。
在宅ワークなどでこれから導入を検討している人は是非参考にしてみてください。
執筆 ギター講師 プロフィール
榊原 裕介
(サカキバラ ユウスケ)
Vox-y Music School 代表
速弾きギター講師
エレキギター・アコースティックギター講師
経歴
中学時代よりアコースティックギターをはじめ、高校時代にはエレキギター担当としてバンドを結成。
大学サークルや地元名古屋市内のライブハウスなど、ライブ活動を中心に腕を磨く。
同時にオリジナル楽曲の制作や当時まだ普及していなかったDTMによるレコーディングを開始する。
高校卒業後は専門学校NSMに入学し在学中には『超絶ギタリスト養成ギプス』の著者 Kelly Simonz氏に師事。
以後はアメリカへ渡り MI Hollywoodにて更なる知識とテクニックを学ぶ。
帰国後は自身のバンド『LEGNA』やソロでの活動、楽曲提供や様々なレコーディングへの参加などギタリストとして活動。
2016年に開催された『第一回 Kelly Simonz 超絶ギターコンテスト』においてグランプリを獲得。
圧倒的な速弾きと迫力のサウンドに定評がある。
以後はに他音楽教室での長年の指導経験を生かし2014年にはVox-y Music Schoolを設立。
ギター講師業とアーティスト活動に専念している。