今回は、新しくエフェクター【KS-BLS / Project Y.M.D】を購入させてもらったので各機種も含め、詳しくご紹介いたします。
Project Y.M.Dとは?
簡単に言えば超絶ギタリスト、ケリーサイモン(Kelly SIMONZ)氏のサウンドプロデュースしたシグネイチャーエフェクトを製作・販売しているエフェクターブランドです。
このProject Y.M.Dを代表しているYosuke氏はKelly SIMONZ's BLIND FAITHの現メンバー(ドラマー)でもあり、昨年までVox-yオンラインレッスン講師としても活動していました。
しかし、このコロナ禍において残念ながら講師業を離れざるを得なくなり、新たな道を歩むことになりました。
そこで、前々からサンプル(全機種)をお借りして、じっくり試奏をさせてもらっていたので記念として今回は一番気に入っていたKS-BLSを購入させていただきました!
本当は、SuhrのShiba Drive(Kiko)を買おうと思っていたのですが、折角ですから...(笑)
試奏したKSエフェクター全機種~個人的感想
- KS-808 定番TS系 抜けの良いサウンドでオールマイティ。TS9ではなくTS808。車に例えると、「R32 GTR」
- KS-250 DOD250的なアレンジ。本家はノイズ凄い&センター+&LEDなし。車に例えると、「180」
- KS-BLS ブルースドライバーは個人的に嫌い。でもこれは良い。低音高音ともに倍音がよく出てる。車に例えると、「FD3S」
- KS-HRD 良く歪む。コンプ感が強いかな?全然抜けない。これは好みではない。車に例えると、「NSX」
- KS-808Turbo 808を更にパワフルにした感じ。バッキバキです。車に例えると、「R35 GTR」
- KS-ODXⅡ 全部乗せ、スペシャル盛。高い。最終的に決まったものしか使わないので必要ありません。車に例えると、「911」
正直に思ったことを書きました。しかし、すべてが高水準です。
ノイズレス、音のダイナミクス感は他ではなかなか体験できません。
全体的にGain高めです。
KS-BLSを選んだ理由
KSシリーズ全機種を試奏するまではKS-808Turboが気に入ると思っていましたが、最終的にはKS-BLSを選びました。
その理由について説明していきたいと思います。
まず、前提としてメインで使用しているギターアンプのひとつに『Laney GH100L』があります。(榊原の使用機材についてはコチラ)
このアンプはとても気持ちの良いブリティッシュサウンドなのですが、低音が出難い一面があります。
よって、ブースターとして一番バランスの取れたTS系を繋いでしまうと、低音がスポイルされてしまい特にリフを弾いているときには物足らなくなってしまいます。
また、KS-BLSは低音高音共に倍音が際立つので、ハードな演奏をするときに結果的に抜けるサウンドなってくれます。
ただギターを弾くだけなら、808のサウンドの方がミドルも締まっていて気持ちよく演奏できます。
今回は自分の機材環境、レコーディングやハードな楽曲での使用を考慮してこちらを選びました。
レッスンでイングヴェイの曲を演奏することも多いのでKS-250も惹かれました。
KS-250もあの荒々しいサウンドとそのトーンバランスでとてもオススメです。
過去にKS-808Turbo、KS-BLSを使用して演奏している動画をYouTubeにアップしていますのでそちらもご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ケリーサイモンファン~エフェクターマニアまでしっかりオススメできるKSエフェクター。
高品質なハンドメイドエフェクターをこの機会に是非お試しください。
Vox-yオンライン音楽教室代表の榊原が担当している速弾きギター特別オンラインレッスンもご予約受け付けております。
ケリーさんみたいな超絶ギタリストを目指している人は要チェックです!!